時代の変わり目との出会い

橘川雄一

建築設計というジャンルに関わっていると時代の最先端の中に身を投ずる機会を得る。令和5年度で受賞した作品、一流のクリエイター(カリスマ・バイヤー.アーティスト.インテリアデザイナー.写真家.音楽プロデューサー・コンセプトプロデューサー)との出会いで不動産に対する概念に化学変化が起き、不動産価値を「立地と箱(建物)」から「デザイン」に大きく舵を切った方とのコラボで建てられた建物である。

その“大きく舵を切った方”は自著で「クリエイターの仕事をリスペクトし十分に予算を配分して仕事をしてもらい、それを付加価値としてきっちり利益を上げ、このビジネスモデルを確立した。」と書かれています。

実はこの方の価値はバッググラウンドとして「食、ファッション、アート、建築、デザイン、音楽、イベントをコンテンツに『遊び場』を創造し、ユニークでエッジの効いたサービスを提供。その結果、街の空間や時代の価値観が変革し『文化』を作る一助となるビジネス展開を行う」という“ビジネス”をバックボーンに持っておられる。

そう、“変容する文化”は幅広く、クリエーターは先が見にくい中での前進を“自信満々”でこなしている。故に魅力的なのだろう。

我が社もそれら一流のクリエーターの列に入れていただけるように努力は惜しまないが、その匂いをいつも感じさせて頂く位置にいる事は最大の価値だと思っている。「それまで『立地と箱』で決まっていたそれまでの不動産ビジネスに、『デザインや企画』の力を加えより大きな価値を産む、その時代をさらに一歩進めるであろう“先導”役を担い続ける覚悟を我々は持っている。